第19回ラテンビート映画祭|LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2022
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【「第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF」東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門共催】
ラ・ハウリア/ルーム・メイド
La Jauría / Maid
監督:『ラ・ハウリア』アンドレス・ラミレス・プリード、『ルーム・メイド』ルクレシア・マルテル
作品詳細
【「第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF」東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門共催】
パシフィクション
Pacifiction[Tourment sur les îles]
監督:アルベルト・セラ
作品詳細
【「第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF」東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門共催】
この通りはどこ? あるいは、今ここに過去はない
Where Is This Street? or With No Before And After[Onde Fica Esta Rua? ou Sem Antes Nem Depois]
監督:ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、ジョアン・ルイ・ゲーラ・ダ・マタ
作品詳細
【「第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF」東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門共催】
鬼火
Will-o'-the-Wisp[Fogo-Fátuo]
監督:ジョアン・ペドロ・ロドリゲス
作品詳細

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作品一覧

10/24(月)~ 11/2(水)
※上記日程は第35回東京国際映画祭の会期となります。
第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF作品の上映日程は、第35回東京国際映画祭の各作品ページにてご確認ください。
「第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF」東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門共催
ラ・ハウリア/ルーム・メイド
La Jauría / Maid
カンヌで高く評価された鮮烈な長編監督デビュー作
2016年の短編『El Edén』でベルリン国際映画祭ジェネレーション部門ノミネート、2017年の短編『Damiana』でカンヌ国際映画祭最優秀短編賞ノミネートを受けたコロンビアの俊英、アンドレス・ラミレス・プリード監督初となる長編作品。カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリを受賞し、プリード監督もカメラドール(新人監督賞)ノミネートを果たした。

地方の少年エリウは、友人エル・モノと行った犯罪のために、コロンビア熱帯雨林の奥深くに存在する実験的な矯正施設に投獄されていた。十代の若者ばかりが収容されているその施設では、守衛ゴドイの厳しい監視の下、厳しい肉体労働と集中的に行われる集団セラピーに耐える毎日。そんな折、エル・モノが同じ施設に移送されてくることになる。それは、エリウが逃れたかった“過去”が去来することを意味していた……。

『沼地という名の町』(01・ベルリン国際映画祭金熊賞ノミネート)、『頭のない女』(08・カンヌ国際映画祭コンペティション作)で知られるアルゼンチンの監督・脚本家、ルクレシア・マルテルの短編『ルーム・メイド』を同時上映。
© ALIENTE GRACIA, ALTA ROCCA FILMS, MICRO CLIMAT © VALIENTE GRACIA

『ラ・ハウリア』監督:アンドレス・ラミレス・プリード/出演:ジョジャン・エステバン・ヒメネス、マイコル・アンドレス・ヒメネス、ミゲル・ビエラ /2022年/コロンビア・フランス合作/88分/カラー

『ルーム・メイド』監督:ルクレシア・マルテル/出演:ホルヘリーナ・コントレラ、ダニエル・バレンスエラ、アナベリ・アセロ /2022年/アルゼンチン・メキシコ合作/12分/カラー
作品詳細はこちら
(東京国際映画祭HPへ移動します)
「第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF」東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門共催
パシフィクション
Pacifiction[Tourment sur les îles]
“21世紀の前衛”が描く、南洋のデカダンス
カンヌ国際映画祭で高く評価された『騎士の名誉』(06)、『鳥の歌』(08)、『リベルテ』(19)やガウディ賞2部門受賞の『ルイ14世の死』(16)で知られ、“21世紀の前衛”と称されるスペイン・カタルーニャ出身の異才監督、アルベルト・セラの最新作。本年度カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールとクィア・パルムにノミネートされた。

舞台はフランス領ポリネシア。フランス政府高官で高等弁務官のド・ロレールは完璧なマナーとしたたかさを武器に、地元の人々と関係を深めていた。そんな折、謎の潜水艦が出没し、「フランスが核実験を数十年ぶりに復活させる」という噂が彼を悩ませていく。

主演は、『ピアニスト』(01)でカンヌ国際映画祭主演男優賞、『愛する人に伝える言葉』(21)でセザール賞主演男優賞に輝いたブノワ・マジメル。『ハリー、見知らぬ友人』(00)のセザール賞俳優セルジ・ロペスも出演し、フィルム・ノワールを思わせる謎めいたスタイルで人間模様が描かれる。
© Films Boutique

監督:アルベルト・セラ/出演:ブノワ・マジメル、パホア・マハガファナウ、マルク・スジーニ /2022年/スペイン・フランス・ドイツ・ポルトガル合作/165分/カラー
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(東京国際映画祭HPへ移動します)
「第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF」東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門共催
この通りはどこ? あるいは、今ここに過去はない
Where Is This Street? or With No Before And After[Onde Fica Esta Rua? ou Sem Antes Nem Depois]
ポルトガル映画の傑作『青い年』に捧げるオマージュ
“ポルトガル映画史上最高傑作の1本”として知られる、パウロ・ローシャ監督の『青い年』(63)をめぐるドキュメンタリー。ポルトガル版ヌーヴェルヴァーグである“ノヴォ・シネマ”の代表作にオマージュを捧げ、かつてこの映画が撮られた通りや建物の現在を映し出す。

今回のラテンビート映画祭 IN TIFFで上映される監督作『鬼火』に加え、『オデット』(05)、『男として死ぬ』(09)がカンヌ国際映画祭で評価されているジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督が、アートディレクターとして知られるジョアン・ルイ・ゲーラ・ダ・マタと、2012年の『追憶のマカオ』以来10年ぶりに長編作品の共同メガホンを執った。

コロナ禍によって撮影が中断されながらも、『青い年』の作品世界とシンクロしつつ、リスボンという街が蓄積してきた時間や文化をさまざまなレイヤーから浮かび上がらせる。『青い年』のヒロインを演じた伝説的女優、イザベル・ルートも出演している。ロカルノ映画祭で上映。
© Terratreme Filmes

監督:ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、ジョアン・ルイ・ゲーラ・ダ・マタ/出演:イザベル・ルート/2022年/ポルトガル・フランス合作/88分/カラー&モノクロ
作品詳細はこちら
(東京国際映画祭HPへ移動します)
「第19回ラテンビート映画祭 IN TIFF」東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門共催
鬼火
Will-o'-the-Wisp[Fogo-Fátuo]
消防士の青年たちの愛を描くファンタジック・ストーリー
『オデット』(05)、『男として死ぬ』(09)でカンヌ国際映画祭にて高い評価を受け、本ラテンビート映画祭IN TIFF上映作『この通りはどこ? あるいは、今ここに過去はない』でも共同監督を務めたジョアン・ペドロ・ロドリゲスの最新単独監督作。カンヌ映画祭監督週間で上映され、クィア・パルムにノミネートされた。

2069年、死の床にあるアルフレード王子は、遠い青春の記憶と彼が過ごした時間へと引き戻されていく。消防士になることを夢見ていたアルフレードは、ボランティア隊員として入隊した消防隊で、彼の指導を担当することになったアフォンソと出会い、人生の新たな一面を開花させる。若きアルフレードとアフォンソは、愛と欲望を育んでいくが……。

消防士として働く白人と黒人、ふたりの青年のラブ・ストーリーが様々なジャンル表現を混交させて描かれる。中でも、ミュージカル風演出が出色だ。
© Films Boutique

監督:ジョアン・ペドロ・ロドリゲス/出演:マウロ・コスタ、アンドレ・カブラル、ジョエル・ブランコ/2022年/ポルトガル・フランス合作/67分/カラー
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(東京国際映画祭HPへ移動します)

LBFF CLASSIC CANOA
ラテンビート・クラシック『CANOA(カノア)』

ラテンビート・クラシック『CANOA(カノア)』絶賛配信中!

2022年1月──今年で18年目を迎えた「ラテンビート映画祭」では新たな試みとして、日本未配給のスペイン語・ポルトガル語圏の名作を中心に紹介する常設の配信チャンネル「ラテンビート・クラシック『CANOA(カノア)』」をオープンします。

 

「ラテンビート・クラシック『CANOA』」では、以下のようなプログラムを予定しています。

【1】高い評価を集める《古典的傑作》のご紹介
 

1940年代から80年代に掛けて製作された、スペイン語・ポルトガル語圏の数々の古典的傑作を配信します。ルイス・ブニュエルやフアン・アントニオ・バルデムと並ぶ、今年生誕100周年を迎えたスペインの巨匠監督ルイス・ガルシア・ベルランガの代表作に加え、スペイン、ポルトガル、1940~50年代の映画黄金時代のメキシコ、アルゼンチン、チリなど、各国の作品を予定しています。

【2】ホラー、エロティシズムほか多彩な《ジャンル特集》の展開

これまでの劇場での上映展開では実現が難しかった「特集上映」をオンラインで実施します。ホラー映画やエロティシズム作品をはじめとする多彩なジャンル特集や、特定の映像作家に絞ったレトロスペクティブ(回顧特集)など、多くの特集プログラムを企画しています。

2004年のラテンビート映画祭のスタート時、日本ではまだそれほど多くはスペイン語・ポルトガル語圏の映画を鑑賞することはできませんでした。しかし、NetflixやAmazon Prime Videoなどのデジタル配信サービスの隆盛によって、現在は多くの作品を手軽に観られるようになりました。“スペイン語・ポルトガル語圏の注目作をいち早く紹介する”という、本映画祭が持つ本来の意味にも変化が及んでいる今、私たちはオンラインでも“新たな映画祭”にチャレンジすることにしました。

劇場で開催する従来のラテンビート映画祭の形に加え、この新しい試みにもどうぞご期待ください!

“CANOA(カノア)”の意味

“CANOA(カノア)”は、“トマト”や“ポテト”、“カカオ”のようなラテンアメリカ・カリブ海地域の先住民の言葉が由来のスペイン語で、いまや世界中に広がっている言葉です。多くの言語で「小さな舟」を指すものとして知られています(カヌー[CANOE]の語源とも言われています)。

私たちはこの“CANOA”に、コロナ禍がもたらした数多の問題を乗り越え、文化を西から東へと幅広く運んでいく媒体としての願いを込めました。

ルイス・ガルシア・ベルランガ
(Luis García Berlanga)

ルイス・ガルシア・ベルランガ(Luis García Berlanga)ほどスペイン社会を正確に描いた映画人はあまりいない。それも、これほど質の高い脚本と映画的技法をもって実現した者となるとなおさらだ。彼の作品を称えることは、前世紀のスペイン文化の全域を称えることであり、スペインと多少なりとも近い他の文化および映画的形式を融合できるスペイン文化の力量を称えることでもある。ベルランガは、スペインの最も優れた文学、演劇、さらには造形芸術に自らの根を張るクリエーターだ。だが同時に、彼が活躍した期間のさまざまな瞬間に、世界の映画界で起きていたあらゆることにしっかりと目を向けた人物でもある。ベルランガは世界を理解していた。それも自分が生まれ育った場所から世界を理解した映画人であった。

50年間に及んだ活動期間中、ベルランガは、その作品が多くの問いを投げかけるものであることから厳しい検閲にかけられたこともあった。だがやがてスペインが民主化に向かうと、変わりゆく時代の旗手となった。1978年から1982年にかけて国立映画図書館の代表を務め、スペイン映画芸術科学アカデミーの創設メンバーでもあった。ベルランガは、優れた演出をする監督であり、作中、役にはまっていない俳優は一人としてなく、全員が常に調和のなかにある。また、彼はカメラ回しの名手でもあった。

監督した長編映画は全17作。「ベルランギアーノ」という形容詞は、「コミカルでシュールな」を意味し、それはペドロ・アルモドバル監督の作品に色濃く見られる要素でもある。
今回配信される作品「Bienvenido, Mister Marshall!」「Plácido」「El verdugo」は、ベルランガの最も有名な3作であり、このたび初めて日本語字幕付きで紹介される。

出典:スペイン国立映画図書館(Filmoteca Española)制作の小冊子より、一部抜粋・編集・加筆・翻訳

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<主催> LBFF実行委員会
<プロデューサー&プログラミング・ディレクター> アルベルト・カレロ・ルゴ
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