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ABOUT LBFF

ラテンビート映画祭も12回目を迎え、ついに干支を一巡りしました。

ハビエル・マリスカル(Javier Mariscal)氏のすばらしいデザインをメインビジュアルに据え、装いも新たに、スペイン語圏の最新映画をお届けします。
私たちが愛してやまない偉大な映画の作り手たち ― チリのパブロ・ラライン監督やアルゼンチンのサンティアゴ・ミトレ監督、そしてメキシコのプロダクション“カナナフィルムズ”― の作品を、今年も迎えることがかないました。また、おなじみアレックス・デ・ラ・イグレシア監督とアグスティ・ビジャロンガ監督の最新作も、本国スペインに先立ち上映いたします。

ラテンビート初の3D上映となる「バルセロナ3D 炎のバラ」では、英語版ナレーションをウディ・アレン氏、そして日本語版を菊地凛子さんが手掛けています。
観る者を感動の渦と誘う「火の山のマリア」は、ラテンビート初のグアテマラのフィクション。コロンビアからは、2015年のカンヌでカメラドールを獲得した「土と影」。そして映画界の鬼才エイゼンシュテインを魅了した1930年代のメキシコを舞台に、現在の鬼才ピーター・グリーナウェイ監督がメガホンを取った「エイゼンシュテイン・イン・グアナファト」も見逃せません。
また、家族にまつわるドキュメンタリーの傑作も3作品ご紹介します。外出を禁じられたあるペルー人の兄弟たちの生活を追った「The Wolfpack」、政治史に名を残した元チリ大統領の記憶を実の孫娘がたどる「アジェンデ」、そして、偉大なミュージシャンである亡き父の素顔に息子が迫る、「Paco de Lucia: A Journey」です。

さらに、特に母親に焦点を当てたフィクションとして、スペインのベストセラー小説を原作にした2話完結のテレビドラマ「Closed Rooms」を、本国に先駆けプレミア上映します。原作者のカレ・サントスさんは、現在NHK総合で放送中のスペインドラマ「情熱のシーラ」の原作者マリア・ドゥエニャスさんと共に、書籍をテーマにした「LIBRO」イベント、「文学と映像」にパネラーとして参加予定です。
また、食をテーマにした「COMIDA」の一環としては、数々のベストソムリエ賞に輝いたジョセップ・ロカ氏が来日し、氏が出演するドキュメンタリーを2本上映します。1つはラテンアメリカの食文化へのオマージュ作品「クッキング・アップ・ア・トリビュート」、もう1つは、スペインが誇る伝統的なワイン、シェリーの秘密に迫る「シェリー&パロ・コルタドの謎」です。

新顔からなじみの顔まで、革新と伝統が入り混じる魅力的なラインナップをそろえてお待ちしております。

アルベルト・カレロ・ルゴ

公式スポンサー

MINISTERIO DE EDUCACIÓN, CULTURA Y DEPORTES DE ESPAÑA / EMBAJADA DE ESPAÑA / Acción Cultural Española / MEXICO TOURISM / Embassy of Mexico in Japan. / AIR FRANCE / AEROMEXICO / BBVA Bank / PROEXPORT COLOMBIA / ZACAPA Rum / Freixenet Cava / メキシカンポーク輸出業者協会

協賛

ホテルサンルートプラザ新宿

後援

セルバンテス文化センター東京

主催:LBFF実行委員会
プロデューサー・プログラミングディレクター:アルベルト・カレロ・ルゴ
会場運営:(株)ティ・ジョイ
制作コーディネート:杉田洋子、井上緑 / 運営コーディネート:土田実穂、影山美央 / プレス:神山明 / プログラミングアシスタント:工藤雅子 / アシスタント:浅野藤子
字幕:東映ラボ・テック(株) / ライター・編集:矢崎久美 / イラスト:ハビエル・マリスカル(Javier Mariscal)
アートディレクション&デザイン:吉田貴雪(PLUS AND MINUS) / WEB制作:カタヤタカユキ
翻訳:今井祥子、佐藤美香、杉田洋子、林美穂、原田りえ、平井かおり、森本ひろこ、安田千鶴、渡邊智子ほか