GUESTS|LBFFについて

『サッドヒルを掘り返せ』

監督:ギジェルモ・デ・オリベイラ Guillermo de Oliveira
1986年、スペイン生まれ。約10年間、広告映像制作に携わりながら、『Seth's Gold 』(15)、『Mad Max Payne』(15)、『Modern Warfare: Sunrise』(13)、『Max Payne: Valhalla』(12)等のアクション短編映画を発表。『サッドヒルを掘り返せ』は長編映画監督デビュー作である。

『スキン~あなたに触らせて~』

女優:マカレナ・ゴメス Macarena Gómez
1978年スペイン、コルドバ生まれ。ロンドンで演劇を学んだ後、スペインのテレビミニシリーズ『Padre coraje』(02)に出演し脚光を浴びる。数多くのTVシリーズで個性派女優として活躍後、2008年の映画『セクシー・キラー リベンジ・オブ・ザ・デッド』で主演し注目される。2014年のラテンビート映画祭で上映したホラー『トガリネズミの巣穴/ネスト』では、心に闇を抱え、孤独と狂気を併せ持つ女性という難しい役を体当たりで演じ、2015年ゴヤ賞優秀女優賞にノミネートされた。本作『スキン~あなたに触らせて~』でも、生まれつき両目のない娼婦ラウラを熱演している。
主な出演作品:

『Dagón』(01)、『El Calentito』(05)、『La dama boba』(06)、『セクシー・キラー リベンジ・オブ・ザ・デッド』(08)、『4000 euros』(08)、『Carne de neón』(10)、『アナザーワールド Verbo』(11)、『Holmes & Watson. Madrid Days』(12)、『Del lado del verano』(12)、『スガラムルディの魔女』(13)、『トガリネズミの巣穴/ネスト』(14)=LBFF2014出品、『Los heroes del mal 』(15)、『ボーイ・ミッシング』(16)、『スキン~あなたに触らせて~』(17)=LBFF2017出品

『J:ビヨンド・フラメンコ』

プロスケーター:安藤美姫
1987年名古屋市生まれ。ジュニア時代に女子史上初の4回転ジャンパーとして注目を浴び、日本を代表するフィギュアスケート女子シングルの選手として活躍する。2007年と2011年の世界選手権優勝、2006年トリノ五輪日本代表、2010年バンクーバー五輪5位、ほか、輝かしい実績を残している。2013年に選手生活に終止符を打ち、現在はプロスケーターとしてアイスショーに出演するほか、振付師、タレントしても活躍している。

『ホーリー・キャンプ!』

女優:マカレナ・ガルシア Macarena García
1988年マドリード生まれ。13歳でミュージカルデビュー。その後、舞台やテレビのコメディシリーズに出演。2012年、白雪姫役に抜擢された映画『ブランカニエベス』ではゴヤ賞新人女優賞を受賞し、同作は米国アカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表に選ばれた。2013年から2015年まで本映画の原作ミュージカル『ホーリー・キャンプ!』に出演しスペイン国内で数々のミュージカル女優賞を受賞した。映画版でも舞台と同じくマリアを演じている。
主な出演作品:

『ブランカニエベス』(12)=LBFF2013品、『Todos están muertos』(14)、『Palmeras en la nieve』(15)、『Villaviciosa de al lado』(16)、『ホーリー・キャンプ!』(17)=LBFF2017出品

監督:ハビエル・アンブロッシ
1984年マドリード生まれ。スペインのテレビドラマ『Sin tetas no hay paraíso』や映画『El triunfo』などで俳優として活動する。俳優業と並行し、劇作家および舞台演出家としても活躍。2012年に舞台『Windsor, una historia de amor en llamas』をカルボと共に手掛け、高い評価を受ける。2013年には本映画の原作であるミュージカル『ホーリー・キャンプ!』が現地で大ヒットし、ブロードウェイアワード主要9部門を受賞。スペインでロングラン上演された。また2016年にスタートしたTVコメディシリーズ『Paquita Salas』を監督している。
監督:ハビエル・カルボ
1991年マドリード生まれ。スペインの人気テレビシリーズ『fisica o quimica』『Doctor Infierno』などで俳優として活躍。アンブロッシと共に舞台演出を手掛けている。

『ドス・オリエンタレス』

出演:ウーゴ・ファトルーソ(ピアノ、アコーディオン、ヴォーカル)
Hugo Fattoruso (pf,acc,vo) https://www.facebook.com/HugoFattorusoOficial
1943年ウルグアイ東方共和国の首都モンテビデオの生まれ。ピアノ、アコーディオン、パーカッション、ハーモニカ、ギター、ベース、そしてヴォーカルをこなす才人。持ち前の好奇心と不屈の努力をもって、70歳を超えた現在でもシーンの最先端を走り続けるウーゴは「音楽の神様」のような希有な存在だ。
アルゼンチンではビートルズ・スタイルのロス・シェイカーズで大成功、アメリカでは伝説のフュージョン・バンド「OPA」で活動、ブラジルではミルトン・ナシメントやジョイス、ジャヴァンやシコ・ブアルキらと共演。ウルグアイのアフロ系音楽カンドンベにも造詣が深く、自国のタンボール奏者とともにその真髄を伝える。2013年、ソロ作品「Canciones sin fin」、2014年「Rey Tambor no Brasil」を発表する。一方、日本人音楽家ヤヒロトモヒロとの共同作業もウーゴにとってひとつの重要な活動となり、世界的にも非常に評価が高い。Albana Barrocas(per)との「HA DÚO」は、2作のCD「Neo」「CANCIONES Y AEREOS」を発表。(文章:ケペル木村/中南米音楽)
出演:ヤヒロトモヒロ(パーカッション)
Tomohiro Yahiro (perc) http://www.tomohiro-yahiro.com/
少年時代の10年間をカナリア諸島で過ごした異色の打楽器奏者。帰国後1980年プロ・デビュー。以来、山下洋輔、坂田明ら、多くの著名な音楽家との共演の他、伝説のアフロファンクバンド「じゃがたら」や「エスケン&ホットボンボンズ」のレギュラ-サポ-トを務める。また、小野リサ、久石譲、さだまさしなどのコンサートやツアーに参加。「武満徹トリビュートコンサート」では、渡辺香津美、coba、鈴木大介とともにカーネギー・ホール等に招かれた。サイトウ・キネン・フェスティバル松本に2010年~2012年3年連続出演。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014ではキッズプログラムで講師を務める。2017年6月Pablo Zieglerヌエボ・タンゴ・アンサンブル日本6公演に参加。同年11月、国際交流基金助成事業としてGAIA CUATRO欧州ツアーを予定。ケルンとローマの日本文化会館にも出演する。現在のレギュラー活動は、日亜混成バンド「GAIA CUATRO」、山下洋輔、向井滋春との室内楽団「八向山」、アルゼンチンのフロレンシア・ルイスvo,gとのSoft & Rock Band「フロール&ザ・ヴィンマシュ」、The Unforsaken、等、多々あり。
デュオユニット「ドス・オリエンタレス」
ウーゴ・ファトルーソとヤヒロトモヒロは、80年代後半にブラジルの歌手ジョイスを通じで知り合い、その後共演を果たす。2007年にデュオを結成。ウルグアイの伝統的なリズム“カンドンベ”からブラジル音楽、ジャズまで、あらゆる音楽要素を取り入れた個性豊かな二人の音楽世界は世界的に評価されている。
アルバムは2008年「DOS ORIENTALES」、2011年「Orienta」、2016年「Tercer viaje(三度目の旅)」を発表。1作目「DOS ORIENTALES」はラテン版グラミー賞ラテンジャズ部門で6位、2012年ウルグアイのグラフィティ賞ジャズ部門最優秀賞受賞。2014年2作目「Orienta」も同賞を受賞。2016年ウルグアイにて、フォルラン サッカー選手と共に在外公館長表彰受賞。
監督:ソフィア・カサノバ Sofia Casanova
ウルグアイ出身。共同監督のソフィア・コルドバと共に、2013年に行われたドス・オリエンタレスの日本ツアーに同行し、初の長編作を監督した。