スペイン語で“祭り”を意味する言葉、“VERBENA(ベルベナ)”。 今年のメインビジュアルは、このベルベナをイメージしたものです。 オープニング作品「8月のエバ」にも、マドリードの夏を彩るベルベナの風景が登場します。
ベルベナは出会いと祝いの場。ラテンビート映画祭もまた、最新のラテン映画と日本の観客の皆さんが出会う場所です。
今年は特別なお祝いも2つ用意しました。 1つ目は“第16回ラテンビート IN TIFF“。東京国際映画祭に新たにコラボセクションが設置され、両映画祭で2作品を共同上映します。 2つ目は、Ⅱ CINEMA DO BRASIL。昨年に引き続き、最新のブラジル映画を3作品お届けできることになりました。
今回ご紹介する映画の中には、来るオリンピックイヤーに開催されるアカデミー賞に各国代表としてノミネートされている作品や、去る9月に開催されたサン・セバスティアン国際映画祭で最優秀映画賞を獲得した作品もあります。
一方で、ラテンビート映画祭でおなじみのアンドレス・ウッド監督やアレハンドロ・ランデス監督の作品もご紹介します。奇遇にも両監督の作品は「蜘蛛」と「猿」という、動物の名を冠しています。
さらに日本からも動物の名前が入った作品、「六月の蛇」をセレクトしました。 実は本作の英語版ポスターは、毎年ラテンビート映画祭のビジュアルを担当してくれるイラストレーター、アナ・フアンが手掛けたのです。このご縁もまた、ラテン映画が日本で一堂に会するラテンビート映画祭が、“出会い”と“祝い”の場であることの1つの証と言えるでしょう。
私たちが開催する映画の祭典“ベルベナ”を、動物たちと楽しんでいただけますよう、願いを込めて…。
助成:大阪市助成事業 協賛:スペイン政府文部省 /AC/E / スペイン大使館 / IBERIA / 駐日ブラジル大使館/株式会社明治 / イーアンドイーホールディングス 後援:CERVANTES /駐日コロンビア大使館 / 駐日チリ大使館 / RAMON BILBAO /FREIXENET / City of Madrid Film Office / ICAA / SRE / María díaz / クーリエ・ジャポン 共催/提携企画:東京国際映画祭
主催:LBFF実行委員会 プロデューサー・プログラミングディレクター:アルベルト・カレロ・ルゴ 会場運営:(株)ティ・ジョイ 制作コーディネート:杉田洋子、根岸由紀 運営コーディネート:親川拓海、藤川佳代 / プレス:Wrightfilm Inc. 字幕:東映ラボ・テック(株) / ライター・編集:矢崎久美 / イラスト:アナ・フアン / アニメーション:JAVIER YAÑEZ SANZ WWOTION アートディレクション&デザイン:金澤竜也、奥津裕郁 字幕翻訳:相原博美、佐藤美香、杉田洋子、中澤みのり、林美穂、平井かおり、森本寛子、渡邊智子